最初は気づかず放置していたら、ある日突然歯にズキズキと痛みが。。
少しして痛みがおさまったと思ったら、今度は夜も眠れないほど痛み出して…
虫歯はとても厄介ですよね。虫歯の原因とは一体何なのでしょうか?
目次
虫歯の原因とは?
虫歯は『虫歯菌(代表的なものはミュータンス菌)』が原因で発生します。虫歯菌が口の中にいない人は虫歯になることがありません。
この虫歯菌というのは主に垂直感染(親から子へ)によって感染することが多いです。生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。しかし、赤ちゃんの内に食べ物の口移しやスプーン・食器の共有などが原因で親から虫歯菌が感染します。
『子供のうちに虫歯菌に感染しないと虫歯菌は口の中に定着しない。』とよく言われています。このため、最近では親が口にした食べ物を子供に与えないなど、虫歯菌の感染予防を徹底されている方が多くなってきています。
しかし、目に見えない虫歯菌は、どこから口の中へ侵入するかわかりません。いくら感染予防を徹底していても、いつのまにか虫歯ができてしまったという悲しい話もよく聞きますものです。
虫歯のメカニズム
虫歯は、虫歯菌が糖を材料にして酸を放出し、歯を溶かしていく病気です。虫歯がだんだん進行していくと、歯の中心にある神経に到達し、痛みが出てきます。
虫歯は若いうちの方がかかりやすく、逆に年をとっていくと虫歯より歯周病のほうがかかりやすくなってきます。
また、虫歯は虫歯菌、口の中の状態、生活習慣によってなりやすさが変わってきます。よって、ちょっとした生活習慣を変えるだけでも虫歯の予防は可能なのです。
では、一体どのように虫歯から歯を守っていけばいいのでしょうか。
虫歯の予防法
虫歯の予防法として有効な手段を5つ紹介します。
どれも自分自身で簡単に出来る予防法ですので、是非試してみてください。
歯磨きを丁寧に行う
まずは何と言っても歯磨きです。これが一番基本なので、他の方法をいくら頑張っていても歯磨きがうまくいっていないことには予防できません。
飲食により歯に汚れ(食べかす、プラーク)がつきます。この汚れは虫歯菌の足場となってしまい、虫歯を形成、進行させる原因となります。
歯の汚れを取り除くためにも、歯磨きは毎食後一日三回行うことが望ましいです。昼に仕事などで時間が取れない人は少なくとも朝晩二回は必ず行いましょう。特に寝てる間は唾液の分泌量が少なく、口の中の細菌が増えるため、虫歯になりやすい傾向にあります。寝る前の歯磨きは重点的に行いましょう。
また、歯磨き粉を使うと磨いた気になってしまうため、正しく歯を磨けていないことが多々あります。歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目など、意外と食べかすやプラークが残っています。歯磨き後に鏡を見て確認しましょう。
だらだらと食べない
口の中の唾液が酸性に傾くと、細菌が活性化して虫歯が進行しやすくなります。食べ物を食べると一時的に酸性に傾きます。
食べ終わったあとに時間をかけて徐々に元のpHまで回復するのですが、だらだら食べたり、頻回に食事をすると酸性になっている時間が長くなるため虫歯になりやすくなります。
決まった時間に食事をするなどして、効率よく食べるよう心がけましょう。
キシリトールガムを噛む
キシリトールは糖の一種ですが、酸を発生させず、虫歯菌の活動を阻害する効果があることから虫歯予防に良いとされています。
効果はそれだけではなく、歯の再石灰化を促進させる働きもあります。虫歯の原因にもならない上に、虫歯予防までできてしまうキシリトール。摂取しないわけにはいきません。
摂取方法は、キシリトールガムを噛むこと。ガムを噛むことによって唾液の産生も促されるため、一石二鳥です。キシリトールを含んでいる食物としてイチゴ、カリフラワー、ベリー類などを食べることももちろん効果はありますが、キシリトールの含有量からもガムの方が効率的だと言えるでしょう。
ガムを食べることによって食欲も抑えられるので、ダイエット中の女性にも是非おすすめです。
フッ素配合歯磨き粉で歯質を強化する
「歯の再石灰化」と言う言葉をよく耳にしますが、歯はもともと、ミネラル成分が石灰化して形を成しています。虫歯にかかると、溶けることによってこの歯質を破壊していく状態になります。
つまり、細菌の侵入が防げるぐらいに歯を強化して虫歯を防ごうという考え方です。歯の再石灰化は「フッ素」によって促進されることがわかっています。よって、フッ素配合の歯磨き粉などを用いて歯質強化に努めましょう。
フッ素配合の歯磨き粉として、歯医者でもおすすめされるのが『コンクールジェルコートF』です。
ジェル状タイプで発泡剤や研磨剤が入っていないため、長く磨いても歯に悪影響を与えません。フッ素が高配合なので、虫歯予防・歯質強化に最適です。
虫歯予防効果がある歯磨き粉を使う
虫歯予防成分『BLIS M18・K12』が入った歯磨き粉『BRIAN(ブリアン)』は虫歯予防効果が高いと人気がある商品です。
虫歯にならない世界のトップ2%の子どもたちが保有する菌『BLIS M18』が虫歯菌を減らす効果があり、虫歯になりにくい歯にしてくれるのです。さらに、殺菌剤・発泡剤・界面活性剤を使用していないため、子どもの口にも優しい歯磨き粉です。
実際、口コミ情報として下記のように虫歯にならないとの評判が高いです。
ブリアン使うと
初期虫歯なら痛みなくなるよ♬虫歯菌除去歯磨き
— かめ♬祝昇進*(^o^)/*♬ (@happykamecame) December 3, 2015
ちなみに娘、前回の治療が終わって一ヶ月でリジン取れた(二回目)。これからは二ヶ月毎に歯医者に検診に行く!
ダラダラ食べを止め、食べて直ぐに磨く。二ヶ月前から歯磨きにブリアンを使用!もう、藁をもすがる思い……— まあぶる (@salut_duoxie) August 23, 2016
虫歯に悩まされている方や虫歯予防に関心がある方は一回試してみると良いでしょう。
子ども用のイチゴ味の『BRIAN(ブリアン)・子供用』も子どもの虫歯予防に関心がある親からの評価が高いです。
前に紹介した虫歯にならない子供になれる菌の#ブリス菌歯磨き!
私の周りでもすっごく増えてる!良いよほんと!
虫歯になっちゃうのは親の責任だから毎日楽しく
親子で歯磨きタイム!#ブリアン pic.twitter.com/YiOhLyixow— 山本優希 (@yamamoto_yuuki) May 17, 2016
子どもの虫歯予防に関心がある方は是非お試しください。
まとめ
虫歯は早期発見、早期治療が重要なので、歯医者で定期的に検診とクリーニングを受けるとよいでしょう。磨き残しのチェックをしてくれたり、自分では落とせない歯垢をキレイに落としくれます。
一回虫歯にかかると歯を削らなくてはならず、口を開けたときに銀歯の詰め物は目立つものです。虫歯は自分自身の努力でなくせるものですので是非実践してください。