出来てしまうと完治するまでに1~2週間かかることが多いのですが、なるべく早く治したいものです。
今回は、一旦出来てしまうと痛くてやっかいな、口内炎の原因と治療法・予防法、最速で治す方法を紹介します。
目次
口内炎になる5つの原因
免疫力の低下
ストレスや疲労による免疫力の低下によって口内炎が発症します。
また、脂質やタンパク質などの成分を分解し、口内の粘膜を守るビタミンB2の不足によっても口内炎を引き起こします。
免疫力低下によりできた口内炎はアフタ性口内炎と呼ばれ、口内炎の中ではもっとも一般的な種類です。
口の中の傷
頬の内側や舌を噛んでしまったり、固いものを食べたりしたときにできた傷から雑菌が侵入することで炎症が発生し、口内炎となる場合があります。
口内環境が不衛生である場合は、雑菌の数が多く免疫機能が低下しているため、傷から口内炎が発症しやすくなります。
アレルギー
特定の食べ物や金属などにアレルギーを持っている場合に起こるのが、アレルギー性口内炎です。
口内に侵入した異物(食べ物や金属など)を排除する免疫機能が、機能の不全により過剰に反応してしまうことで口内炎として出てきます。
アレルギーを起こす食べ物は人によって違いますが、ナッツや小麦、乳製品、チョコレート、柑橘類などがあります。金属アレルギーには、詰め物としての銀歯や矯正治療に使用されるワイヤーなどがあります。
ウイルス
ウイルスが原因のものはウイルス性口内炎と呼ばれます。
原因はヘルペスやクラミジア、カンジタといった性病に関わるウイルスが感染することです。
中でもヘルペスが原因で起こるもの(ヘルペス性口内炎)が多く、その理由はヘルペスウイルスが50%以上の成人の体内に潜伏感染しているからです。
感染していても発症していない状態を潜伏感染と言い、ウイルスに対する免疫が弱くなった人が、潜伏感染からヘルペス性口内炎を発症することがあります。
刺激物
熱いものを食べた時の火傷や強い薬などの刺激物が口内の粘膜に刺激を与えたり、入れ歯や矯正器具といった装置が粘膜に擦れたりして起こる口内炎です。
刺激物によって発症する口内炎をカタル性口内炎と呼ばれます。
特に免疫が低下し口内の粘膜が弱っている時や、抜歯治療をした直後で装置にまだ馴染んでいない時などにできやすい口内炎です。
自分でできる治療方法
通常、口内炎は放置していても7~10日ほどで自然に治ります。しかし、気になるから放置したくないという場合や痛みが我慢できないという場合には市販薬を活用するのがおすすめです。
ビタミンB2不足を補う薬
日本人はビタミンB2の摂取量が不足気味で、口内炎になりやすい傾向にあります。
ビタミンB2は納豆やのり、レバーといった食品から摂取することができますが、毎日食べ続けるのは簡単ではありません。
そこでビタミンB2を効率的に摂取できるビタミン剤を摂取するのが効果的です。ビタミン剤を飲み続けることにより口内の粘膜の修復を促進し、回復を早めることが出来るでしょう。
抗炎症と殺菌作用がある薬
口内炎の痛みのもとである炎症を抑制する成分や、悪化のもとになる細菌の繁殖を抑制する殺菌作用がある成分が含まれている市販薬です。
どちらかの効果に特化した薬もありますし、両方の成分が含まれているものもあるので、症状に合わせて選ぶことがポイントです。
クリームタイプやスプレータイプ、パッチタイプがあり、これらは患部に直接塗ったり貼り付けたりできるため即効性に優れています。
生活習慣や食生活が不規則であったり、ストレスを抱えたりしている状態で薬を使用しても効き目が半減してしまうこともあります。市販薬を活用しながらストレスや疲れの根本的な原因を解決していくことが大切です。
病院での治療方法
口内炎が悪化したり、時間が経っても自然治癒する兆しがなかったりする場合は病院で治療することが必要です。何科に行けばいいのかですが、口内炎治療は耳鼻咽喉科が一般的です。また、皮膚科や歯科でも治療を行っています。
一般的な口内炎は、自然治癒の機能を促進させる方法で治療します。炎症を抑える『ケナログ』という成分を含んだ塗り薬を口内炎に直接塗布したり、ビタミンB2の補給剤として『フラビタン』という錠剤が処方されたり、といった治療です。
他にも、ヘルペス性口内炎などウイルスが原因である場合は抗ウイルス剤を使用した治療が行われます。痛みや発熱を伴う場合は鎮痛剤や解熱剤といった薬が処方されます。
いずれにしても口内炎が完治するのは服用し始めてから7~10日ほどです。
最速で治す!口内炎のレーザー治療
最短で治したいと考えている方には、主に歯医者で行われている口内炎のレーザー治療がおすすめです。
レーザーの光を照射して口内炎を瞬時に焼き切ることで、口内炎の箇所をかさぶたにして早く治します。レーザー照射後に痛みがすぐに止まるのが特徴です。
口内炎のレーザー治療には、次の4つのメリットがあります。
- 痛みがほとんどない
- 薬に比べて格段に治りが早い
- 治療時間が5分程度と短い
- 光化学療法により殺菌効果がある
デメリットとしてはすべての歯医者でやっているわけでないことと、治療費に保険が適用されず、病院によって値段の幅がとても広いという点です。
治療費は500円~3,000円前後と差があるのでレーザー治療を受けたいと考えている人は、直接病院に問い合わせてみるといいでしょう。
口内炎の効果的な予防方法
口内炎は口内が不衛生になっていたり、ストレスや食事の偏りによってビタミンが不足することが原因であることが多いです。
痛くて厄介な口内炎にならないためにもやるべきことは2つです。
- 殺菌作用がある歯磨き粉を使用する
- ビタミン剤でビタミンを効果的に摂取する
口内炎の予防法1:殺菌作用がある歯磨き粉を使用する
スーパーやドラッグストアで販売されているような安い歯磨き粉では、口内を十分に殺菌することは難しいです。
そこでおすすめなのが、医薬部外品として製薬会社が販売する『薬用オーラパール』です。
製薬会社が8年かけて開発しただけあって、殺菌成分や抗炎症成分など薬用成分が最大限に含まれています。口内炎の予防に加えて、歯周病や口臭の予防・ホワイトニングなど、お口のトータルケアが出来る優れた商品です。
『薬用オーラパール』の詳細や口コミは下記の記事にまとめていますので是非合わせて確認してください。
口内炎の予防法2:ビタミン剤でビタミンを効果的に摂取する
口内炎を予防するためには、ビタミンB2やビタミンB6などの口内の粘膜を修復する作用があるビタミンを取ることが重要です。
このため、食生活の見直しとともにビタミン剤でビタミンB2・B6を摂取するのがおすすめです。
ビタミン剤のおすすめ商品は『チョコラBBプラス』です。
バランスよく配合した5種類のビタミンBが細胞の新陳代謝を助けて皮膚・粘膜の症状を改善します。
肌荒れや口内炎、にきび口内炎ができやすく悩んでいる方は、ぜひお試しください。
また女性の方には、『ベルタ葉酸サプリ』がおすすめです。
ビタミンから葉酸、アミノ酸、美容成分までこれ一つでOKのとても便利なサプリです。
妊活中の方はもちろん、美容を気にかけている方、産後の方まで様々な方へおすすめできる一品です。
初回は安く試せるので、気になる方は一回だけでもいかがでしょうか?
まとめ
あの厄介な痛みがすぐに消えますし、あっという間に治療してもらえます。近所の歯医者でレーザー治療を行っているかどうか確認しましょう。
また、口内炎にならないためにも日ごろの予防が重要です。本記事でおすすめの歯磨き粉やビタミン剤をうまく利用して、口内炎を防ぎましょう。