タバコを吸っていると気になるのが歯の黄ばみ。
職場や営業先、懇親会や飲み会などあらゆる場面で面と向かって口を開けて話をすることが多いですが、歯が汚いと悪い印象しか持たれません。
特に、歯についたタバコのヤニはかなり汚く見えるもの。タバコを吸っている人の歯の黄ばみや黒ずみは相手に不快感を持たれてしまいます。
相手がタバコ嫌いな人や女性だと、露骨に嫌な顔をされることも。
今回はタバコのヤニで歯が汚くなる理由や歯についたタバコのヤニを落とす方法・予防する方法を紹介します。
目次
タバコのヤニって何?なぜ歯が汚くなるの?
タバコを燃やすことにより発生する煙の主成分としてはニコチン、一酸化炭素、タールの3つですが、このうちタールが歯の黄ばみ・黒ずみの原因となります。
タールとは、一般的には「ヤニ」と呼ばれており、タバコの葉に含まれている有機物質が燃えて発生する茶色の油状液体です。
タバコを吸った後、フィルター部分が茶色くなるのを見れば分かる通り、タール(ヤニ)は周りのものを茶色く着色します。
このタール(ヤニ)が唾液と合わさって歯にこびりつくことにより、歯の黄ばみや黒ずみとなるのです。
一旦歯にこびりついてしまうと通常の歯磨きでは落とすことが出来ません。頑固な汚れであり、唾液とタール(ヤニ)が結合した着色汚れが何層にもわたって蓄積されているため、強力に研磨しないと落とすことが出来ないのです。
タールが低いタバコならば歯に汚れが付きにくい?
セブンスター(タール14mg)やラッキーストライク(タール11mg)に比べてケント・1、メビウス・ワンなどタール1mgのタバコは、タール(ヤニ)の吸収量が少ないために歯に付く汚れの量は少ないです。
しかし、毎日何本も吸うようだと歯に汚れがこびりつき、結局いつかは歯が黄ばんだり黒ずんでしまいます。
また、タールの含有量が少ないからと言ってタバコを根元まで吸うのは厳禁です。タバコは口で咥える部分であるフィルターを通してニコチンやタールが吸収されます。
タバコを根本まで吸うとフィルターが壊れてしまい吸収量が多くなるばかりか、タバコの先から出る煙まで吸収してしまい、歯につくタールの量が格段に多くなってしまいます。
タバコを根元まで吸わないようにご注意ください。
アイコス(iQOS)ならば歯に汚れがつかない?
アイコス(iQOS)は火は使わずに加熱することで発する蒸気を吸うタバコです。
アイコスは火を使わずタバコ自体を燃やさないためにタールが発生しません。このため、タール(ヤニ)によって歯が汚れることがないのです。
なお、アイコスの類似品であるプルームテック(PloomTECH)について同様に火を使わずタールが発生しないため、歯が汚れることはありません。
茶色の油っぽい液体であり、唾液と合わさることで黄ばみや黒ずみといった汚れとなります。
一度歯についたヤニによる黄ばみ・黒ずみは歯磨きでは落とすことが出来ません。
タバコのヤニを落とす方法4選
タバコのヤニで黄ばんだ歯、黒ずんだ歯に対してヤニを落として歯を白くする方法を紹介します。
激落ちくんでヤニを落とす
表立っておすすめできない方法ではありますが、『激落ちくん』でヤニを落とすという手があります。
激落ちくんは研磨力が強く、歯のこびりついた汚れを研磨することにより落とすことが出来ます。
ただし、歯の汚れだけでなく、歯表面のコーティングや歯自体も削ってしまうため、虫歯菌が侵入し、虫歯になりやすい状態となります。
また、歯の表面が削れるため、そこから歯の着色がこびりつくことがありますし、発がん性物質も含まれているという報告もあります。
リスクが高いので何度もやるのは全くおすすめできませんが、どうしても歯の汚れが気になるときに応急処置的に1回やる分には試してみてもよいかもしれません。(※自己責任でお願いします)
歯磨きでヤニを落とす
普通の歯磨きではヤニを落とすことがなかなか難しいです。
こびりついたヤニは歯に強固にくっついているため、研磨剤入りの歯磨きで強く研磨すれば落ちるかもしれませんが、激落ちくんと同じく歯の表面や歯自体も削ってしまうため、虫歯や着色汚れの再付着のリスクが高まります。
また、普通の歯磨きでは歯の隙間や歯の裏側は磨きにくいため、磨き残しが多くなってしまいます。
そこでおすすめなのが最新の電動歯ブラシです。
ソニッケアーダイヤモンド ディープクリーンエディションならば『約1週間で自然な白い歯へ』と謳っているぐらいステイン(歯の着色汚れ)除去力が強く、また音波水流により歯の隙間や歯の裏側の汚れを落とすことが出来ます。
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ホワイトモードでステイン除去
特殊な動きにより、歯の表面に付着したステイン(着色汚れ)を強力に除去。
約1週間で歯本来の自然な白さに近づけます。
歯医者でヤニを落とす
歯医者でヤニを落とす「クリーニング」、もしくは、歯を白くする「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」を行ってもらうと歯がキレイになります。
オフィスホワイトニングやホームホワイトニングは一回につき数万円かかり、痛みやしみも伴うため、ヤニを落とすだけであればクリーニングが良いでしょう。
専門の器具でしつこい歯の汚れを落とすクリーニングでもヤニは十分に落とすことが出来ます。
歯医者によってやり方は異なりますが、超音波スケーラーによる歯石・着色除去、ジェットパウダー洗浄、歯面研磨でクリーニングを行います。
一回の料金は3,000円~10,000円程度で、時間は1回につき30分~1時間程度です。
歯医者によって、やり方・技術力・料金が異なりますので、事前に確認した上でクリーニングを行うようにしてください。
なお、歯医者のクリーニングは1カ月程度で効果が落ちてしまう(再度ヤニ汚れが付着してしまう)ため、定期的に通う必要があります。
薬用ホワイトニングでヤニを落とす
歯医者で歯のクリーニングを行うのも良いですが、通うのが面倒くさい、料金が高いという方におすすめなのが、薬用ホワイトニングジェル・薬用ホワイトニング歯磨き粉です。
医薬部外品でたばこのヤニによる歯の着色汚れを分解する効果があり、歯を白くする効果が高いのです。
薬用ホワイトニングジェルでおすすめなのが、ちゅらトゥースホワイトニングです。
ちゅらトゥースホワイトニングはこちらの記事で効果や体験談・口コミをまとめていますので是非ご覧ください。
また、薬用ホワイトニング歯磨き粉でおすすめなのが、オーラパールです。こちらは初回1,944円と比較的低価格でヤニへの効果が高いのが魅力です。
オーラパールはこちらの記事でたばこのヤニへの効果や体験談・口コミをまとめていますので是非ご覧ください。
『歯医者に行く時間がない』『どの歯医者に行ったら分からない』という方には薬用ホワイトニングジェル・歯磨き粉が良いでしょう。
当サイト一押しのホワイトニング歯磨きジェルを使えば、ヤニ汚れを落として歯をキレイな白さにすることが出来ますよ。
タバコのヤニで歯が汚れるのを予防する方法
『タバコのヤニで歯が汚れるのが嫌。でもタバコは吸いたい』という方に歯が汚れるのを予防する方法をご紹介します。
水でゆすぐ・水を飲む
タバコを吸ったすぐ後の口の中はタバコのヤニが歯に軽く付着している状態です。
このままの状態で時間が経つとタバコのヤニと唾液がくっついて歯にこびりついてしまいます。
これを防ぐためにすぐ出来るのが水で口をゆすぐことです。口をゆすぐことができない場合は、タバコのお共に水を飲むだけでも十分効果があります。
ガムを噛む
タバコの後にガムを噛むのも効果があります。
ガムにヤニがくっついてくれるので、ヤニが歯にくっつく前にヤニを落としてくれます。
ボトルタイプのガムを買って常備しておくと良いでしょう。
アイコス(iQOS)・プルームテック(PloomTECH)に変える
火を使わないタバコであるアイコス(iQOS)・プルームテック(PloomTECH)ならばタバコのタール(ヤニ)は発生しません。
ニコチン含有量は変わらないため、タバコ本来の味や満足感は味わうことが出来ます。
いつも使っているものタバコとは異なるため抵抗があるかもしれませんが、人気商品ですし、使っている人の口コミや評判は高いです。
タバコのヤニ汚れが気になっている方にはおすすめしたい商品です。
薬用ホワイトニングを使う
タバコのヤニ汚れを落とす方法でも紹介しましたが、薬用ホワイトニングジェル・薬用ホワイトニング歯磨き粉を継続して使えば、タバコのヤニ汚れを分解し、白い歯にすることが出来ます。
タバコを吸いながらでも自宅でホワイトニングが出来る優れものですので、是非お試しください。
まとめ
定期的に歯医者のクリーニングに通えればよいのですが、忙しくて出来ない人は電動歯ブラシによる歯磨きや薬用ホワイトニングがおすすめです。
特に薬用ホワイトニングジェルである『ちゅらトゥースホワイトニング』はヤニによる着色汚れを分解し、歯本来のキレイな白さにすることが出来るので一押しです。
タバコを吸いたいけど歯の汚れが気になる人は是非試してみて下さいね。