鏡でよく見るとなんだか歯ぐきが腫れている気がすることはありませんか?
ヒリヒリする、痛みがあるなど何かしらの症状を伴うものから自覚症状が全くないものまで様々です。
今回は、歯ぐきの腫れを引き起こす原因と対策、歯ぐきの腫れの予防法について紹介します。
目次
歯ぐきが腫れている。原因と対策は?
歯ぐきが腫れる原因には、主に以下の8つが考えられます。それぞれの原因と対策を見ていきましょう。
歯周病
最も考えられるのはこの歯周病です。歯ぐきのみが腫れている「歯肉炎」と、歯を支えている骨まで溶かしている「歯周炎」の2つに分けられます。
「歯肉炎」は歯ぐきが腫れて赤くなっているのが特徴で、ひどいと歯磨きの時に出血を伴います。
「歯周炎」は通常歯肉炎の進行後になりますが、歯肉炎と同様に腫れや出血が見られる場合もあります。
細菌の感染などにより腫れと痛みがひどい場合には、歯医者で局所的に抗菌薬の入った軟膏を塗ってもらったり、抗菌薬を内服する場合があります。内服するよう処方された場合は、途中で服用を止めずに最後まで飲み切るようにしましょう。
そして、正しい歯磨きを行い、歯周病の回復に努めることが重要です。
虫歯
虫歯により歯ぐきが腫れることもあります。この場合は大抵、局所的に口内炎のような(直径1~3mm程度)ものが歯ぐきにできていることが多いです。
これは、虫歯が進行し歯の神経である歯髄まで菌が感染し、歯の根っこの先からたまった膿が行き場をなくして歯ぐきが腫れてしまうというものです。
神経が死んでしまっているため、その処置も行わなければならないので完治までに時間がかかります。よって、通院回数も増えるでしょう。
急性症状により痛みが強い場合は抗菌薬を飲む必要がありますが、あまり痛みを感じない人も多いので、口内炎のようなものを発見したらすぐ歯医者に行きましょう。
歯と歯の間にものが詰まっている
歯と歯の間にものが詰まったまま放置され、そのまま歯ぐきが腫れたり痛みが出る場合があります。
デンタルフロスや糸ようじ、歯間ブラシ等を用いて歯と歯の間を掃除してみてください。
この場合は痛みを伴うことが多いですが、意外と気づかない場合もあるので、原因がはっきりしないようであれば早めに歯医者を受診しましょう。
根っこが割れている
歯の根っこが割れて歯ぐきが腫れてしまうこともあります。
歯が割れる原因は虫歯により歯が弱くなってしまう、サイズが誤ったかぶせ物が入っている、咬み合わせが悪いなど、様々なことが考えられます。
この場合は基本的に抜歯になってしまいますが、抜歯したところをそのままにしていると他の歯にも悪影響が出てくるため、根気よく通院しましょう。
ストレス
特に病変がないのに歯ぐきが腫れてしまう場合はストレスが原因の可能性もあります。
また、病変があるところがストレスにより疼いたりすることもあります。
口の中はそれほど繊細で、個人差はありますが腫れやすい人は癖になってしまうこともあるようです。この場合は原因となるストレスを排除する必要があります。
親知らず
真ん中から数えて8番目の歯、親知らずが原因で歯ぐきが腫れてしまうことがあります。
まっすぐ生えている場合は問題ないことも多いですが、変な方向を向いて生えてくる場合は腫れてしまうことがあります。
痛みを伴う可能性も高く、痛みが続いているときは抜歯ができないので抗菌薬を飲んで炎症を抑える必要があります。
また、一番奥にあるためうまく歯ブラシが届かず汚れがたまって腫れてくることも考えられます。その場合はきちんと歯磨きをして、口の中を清潔に保ちましょう。奥歯の裏の方は特に磨きにくいので、ワンタフトブラシ等を用いて歯磨きをすると磨きやすいでしょう。
薬の副作用
てんかんの薬や高血圧の薬の中に、副作用で歯ぐきが腫れてしまうものがあります。
気付かず服用を続けると、歯が歯ぐきで埋もれてしまうほど腫れてしまう場合があるので注意が必要です。
この場合は薬の服用中止をしなければなりません。服用中止した後に元に戻ればよいですが、戻らない場合は切除したりしなければならず、とても厄介です。
こういったこともあるため、持病がある方は歯医者にもお薬手帳を持っていくようにしましょう。
歯ぐきの腫瘍
まれに、腫瘍が原因で腫れてしまうことがあります。大きく良性と悪性のものに分けられますが、自己判断は禁物なので早めに口腔外科を受診しましょう。
良性の腫瘍で「エプーリス」というものがありますが、女性の場合妊娠中にホルモンの影響でできたりすることがあります。
歯ぐきの腫れの予防のために日頃気をつけておくべきことは?
歯ぐきの腫れの予防のために注意すべき点としては下記の2点です。
- 正しい歯磨きをすること
- 歯ぐきの腫れ・炎症を予防する効果がある歯磨き粉を使うこと
それぞれ詳細を説明します。
歯ぐきの腫れの予防法1【正しい歯磨きをする】
まずは正しい歯磨きをするが重要です。とは言っても、正しいブラッシングができている人はかなり少ないのが現状です。
ブラッシング圧が強ければ磨いた気にはなるかもしれませんが、歯ぐきを傷つけてしまったり、歯が少しずつすり減ってしまったりすることもあります。
きちんと隅々まで歯ブラシが届いていなければ、虫歯や歯周病を進行させてしまうことにもなります。このような事態を防ぐためにも、定期的に歯医者を受診し、自分の口の中の健康状態を知ることが大切です。
出来れば歯医者で正しい歯ブラシの仕方を教えてもらいましょう。自分自身に合った適切な歯の磨き方を丁寧に教えてもらうことができます。
歯ぐきが腫れている箇所ははただでさえ磨きにくく、痛みがあるとどうしてもその部位を避けがちになってしまいます。しかしそのままでは汚れはたまる一方なので、しっかり磨きましょう。
歯ぐきの腫れの予防法2【炎症予防効果がある歯磨き粉を使用する】
歯磨きとともに重要なのが歯磨き粉。歯ぐきの腫れがある人は、抗炎症効果や歯周病予防効果がある歯磨き粉を使用するのが良いでしょう。
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まとめ
自分で何とかしようとせず、早めに歯医者さんを受診しましょう。
また、歯ぐきの腫れや炎症を抑えるためにも日ごろの歯磨きが重要となります。
正しい歯磨きを行うとともに効果の高い歯磨き粉を使用して、健康な歯ぐきを保つようにしましょう。