歯ぎしりを治したい!歯ぎしりの原因と治療法とは?自宅で治せる?

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歯ぎしり

カオリ
家族や友人の「ギリギリ」「カチカチ」という歯ぎしりの音で目が覚めた経験がある、という人は多いと思います。

また、自分自身が歯ぎしりをしていることで悩んでいる人もいるでしょう。

一方で、止め方が分からないという方が多いのがこの歯ぎしりの特徴です。

でも安心してください。歯ぎしりは歯医者での治療はもちろん、自宅の治療でも症状を抑えることが出来るのです。

今回は、歯ぎしりの原因や歯ぎしりによって起こる悪影響、歯ぎしりの治療法など歯ぎしりの詳細について紹介します。

※子どもの歯ぎしりについては別記事で紹介しています。こちらの記事を参考にしてください。

歯ぎしりの原因は?

歯ぎしりは、医学の世界でもはっきりとした原因は解明されていません。

現在、主な原因として考えられているのは次の3つです。

  1. ストレスのため
  2. 上下の歯のかみ合わせが悪いため
  3. 逆流性食道炎を患っているため

このうち特に有力なのは、ストレスによるもの逆流性食道炎によるものです。

この2つの詳細を説明します。

ストレスが原因の歯ぎしり

多くの人に見られるのがストレスが原因の歯ぎしりです。

人はストレスを感じると、無意識的に様々な行動を起こします。

何かの拍子につい、『貧乏ゆすり』『爪を噛む』『髪の毛を触る』、といった行動をしてしまう人は多いのではないでしょうか。

こうした行動は、心理的不安や緊張を体の外へ発散し、内に溜め込むことを回避しようとしていることために起こるものなのです。

睡眠中に無意識に行う歯ぎしりも同じで、起床時にため込んだストレスを解放するために起こしている行動なのです。

つまり、歯ぎしりは、ストレス発散・回避行動の一種なのです。

逆流性食道炎が原因の歯ぎしり

最近増えているのが、逆流性食道炎が原因と考えらえる歯ぎしりです。

逆流性食道炎は、加齢や不規則な生活習慣、ストレスなどが原因で、食道と胃をつなぐ部分にあるふたのような機能に異常が生じることで起こります。

ふたが働かなくなると胃酸が逆流しやすくなります。酸への抵抗力が弱い食道へ胃酸が流れ込むことで、炎症や胸やけといった症状が起こるのです。

この逆流は睡眠中にも起こります。つまり、逆流した酸が口の中に入り込み、溜まりやすくなります。

日中は唾液を出して酸を中和するのですが、睡眠時は、体全体の活動が抑えられているため、唾液の分泌量は少ない状態にあります。

そこで、唾液の分泌を促すために行われるのが、歯をすり合わせたり噛み合わせたりする歯ぎしりという行動なのです。

つまり、歯ぎしりは、逆流性食道炎により口の中に生じる酸を中和するために唾液分泌を促す行動なのです。

歯ぎしりによって起こる4つの悪影響

歯ぎしりの影響

歯ぎしりは口の中だけでなく、体にも大きな悪影響を及ぼします。

歯ぎしりによって起こる代表的な症状を4つ紹介します。

知覚過敏

歯ぎしりは強い力で歯と歯をこすり合わせる行為です。

毎日繰り返される歯ぎしりにより、歯の表面(エナメル質)がだんだんすり減っていきます。

さらにすり減ると、エナメル質の下にある歯の象牙質がむき出しの状態になります。

エナメル質の下にある歯の象牙質は、歯の神経に近い部分であり、非常に刺激に敏感です。

このため、歯ぎしりによりむき出しとなった象牙質に冷たい・熱い飲食物が触れると、しみや痛みといった知覚過敏の症状が起きるのです。

歯周病の悪化

歯ぐきにも強い力を加える歯ぎしりは、歯周病の進行を促進させます。

歯周病とは、歯と歯ぐきのすき間に歯周病菌が入り込み炎症を生じさせる病気で、初期~中期の段階では腫れや出血といった症状が見られます。

そこに、歯ぎしりによる強い圧力が加わると、炎症や腫れを悪化させたり、痛みを生じさせたりしてどんどん症状が悪化します。

歯周病が進行すると、歯の根も溶かしてしまうので、腫れる、膿が出るといった症状を伴う歯槽膿漏へと発展します。

詰め物や被せ物の破損

歯ぎしりにより銀歯やレジン、セラミックといった歯の詰め物や被せ物が取れる危険性があります。

歯ぎしりは歯そのものを削ってしまうほど歯を傷める行為です。

歯ぎしりの動きは、歯を上下に噛み合わせるだけでなく、不規則に前後左右にこすり合わせる動きでもあります。

どんなにぴったりときれいに入っている詰め物・被せ物であっても、毎日強い力で様々な方向に揺さぶられると、はがれたり割れたりしてしまいます。

特にセラミックには割れやすい素材が多いので、使用している人は要注意です。

肩こり、偏頭痛

歯ぎしりは肩こりや首のこり、偏頭痛、慢性疲労の原因となるのです。

歯ぎしりを行うときは非常に強い力がかかっているため、必然的にあごや首、肩などにも強い力がかかります。

これが毎日続くと、頭から首、肩にかけてが疲れやすくなり、肩こりや偏頭痛が起きるきっかけとなるのです。

朝起きたときに肩が凝っている、頭がすっきりしないなどを感じた場合は歯ぎしりが影響している可能性が高いです。

歯ぎしりを放置してはいけないケース

歯ぎしりをしている人で、次のような症状がある場合はすぐに歯ぎしりの治療をした方が良いでしょう。

症状が悪化してしまう可能性があるので、歯ぎしりを放置するのは危険です。

  • 歯が短くなってきている
  • 詰め物や被せ物が取れた、割れた
  • 知覚過敏の症状がある
  • 食事のときに顎や歯ぐきが痛む
  • 朝起きたら頭痛やひどい疲労感がある

歯ぎしりを自覚している方や他人から『歯ぎしりしてたよ』とアドバイスを受けたことがある方は、これらの症状にあてはまっていないかを確認してみてください。

歯ぎしりの治療法は?

歯ぎしり治療法

歯ぎしりの治療法として歯医者で行う方法と自宅で行う方法の2点から紹介します。

歯医者で行う歯ぎしりの治療法

マウスピース

歯医者で行われる歯ぎしりの治療法としてもっとも一般的なのが、マウスピースを使った治療です。スプリント療法とも呼ばれます。

歯医者で作った自分専用のマウスピースを就寝前に装着することで、歯と歯が直接こすり合うことや、歯・歯ぐき・顎などに強い力がかかることを抑制することができます。

治療費は健康保険適用(3割)で5,000円~7,000円程度です。

プラスチックで作られたハードタイプ(硬め)のもの、ポリエチレンで作られたソフトタイプ(柔らかめ)のものなど、自身の歯並びや歯ぎしりの程度によって採用する素材が異なります。

装着当初は違和感がありますが、数日~1週間程度で慣れます。

歯ぎしりがなくなることで口や顎、首などの筋肉の緊張がなくなり、熟睡できるようになるでしょう。

噛み合わせの改善

噛み合わせが悪い場合は、歯列矯正や部分矯正、歯の高さの調整などを行うことで歯ぎしりが改善する場合があります。

また、詰め物や被せ物の高さが他の歯と合っていない場合も歯ぎしりが起こりやすくなりますので、これらの調整を行うことで歯ぎしりが改善するでしょう。

噛み合わせの悪さを自覚している場合や、食事をしたときに引っ掛かりがある場合などは噛み合わせの状態を一度歯医者に診てもらった方が良いでしょう。

薬の服用

口の中に余計な力が入らないような筋弛緩薬、ストレスを抑える漢方薬などを服用することで歯ぎしりを抑える方法があります。

一部副作用など注意が必要なものもありますので、詳しくは歯医者と相談するのが良いでしょう。

自宅で行う歯ぎしりの治療法

市販のマウスピースの使用

ドラッグストアやネットショップなどで市販されている樹脂製のマウスピース(1,000円~2,000円程度)を使って歯ぎしりを改善します。

お湯に付けたり、電子レンジで温めて柔らかくした後に噛んで歯型を取ることでマウスピースが出来上がります。

しかし、市販のマウスピースは正直おすすめできません。マウスピースを自分にあったサイズに調整するのが非常に難しいのです。

サイズが合わないマウスピースを装着し続けると歯並びが悪くなったり、歯ぎしりが悪化する可能性があります。

出来れば、歯医者に行ってマウスピースを作成してもらうようにしましょう。

睡眠環境の改善

枕が高すぎたり、硬すぎたりすることも、歯ぎしりの原因となることがあります。

寝ているときに首やあごに負荷がかかってしまい、ストレスとなることから回避しようと歯ぎしりが起こるのです。

歯ぎしりをしてしまう方は枕を見直してみてはいかがでしょうか?

歯ぎしり防止サプリの飲用

歯ぎしり防止に効果のあるサプリメントの飲用もおすすめの方法です。

歯ぎしりの原因となるストレスを緩和させる成分や深い眠りを促進する成分、疲労回復成分などが含まれており、継続して飲むことで歯ぎしりがなくなっていくのです。

歯ぎしり防止に特化したサプリメントとして『ハギシラン』が効果的です。

ネット上でも評判は高く、『歯ぎしりがなくなった』、『夜深く眠れるようになった』という声が聞かれます。

マウスピースなど口に異物を入れながら寝るとかありえないと、探して見つけたのがこのハギシランです。

正直、最初は「俺も歯ぎしりを治す事を頑張っているんだぞ!」と家族にアピールするために飲んでおり、あまり効果を期待していませんでした。

しかし、嫁から衝撃の一言をいただきました。『最近歯ぎしりしてないね。』

飲み始めて3週間、まさかこんな言葉をいただけるとは!確かに肩こりやあごのだるさが少なくなった気がします。

歯ぎしりに悩んでいる方は、一度ためしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

カオリ
『たかが歯ぎしり』と考えて、軽い気持ちで放置してしまう人は多いです。

ここに挙げたように、歯ぎしりは重大な健康被害につながる行為でもあります。

歯医者でのマウスピース作成、自宅での睡眠環境改善、歯ぎしり防止サプリなど自分に合った治療法を探して、できるだけ早く改善に向けて取り組んでいきましょう。