乳歯によくある4つのトラブルとそれぞれの対処法

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乳歯のトラブル

カオリ
乳歯から永久歯までの成長時期は非常に変化が激しく、『病気や異常なのか?』、『特に気にする必要がないものか?』の自己判断が非常に難しくなります。

嫌がる子どもを歯医者に連れていくのは、非常にやっかいですし、なるべくなら歯医者に連れて行きたくないですよね。

トラブルに冷静に対処できるように、歯医者に連れて行く必要がある場合と様子見で良い場合の境界線を知っておきましょう。

乳歯が黄色や茶色

乳歯の着色の原因

本来乳白色の乳歯が黄色や茶色になってしまう原因は主に2つあります。

「エナメル質の形成不全」「飲食物による着色」です。

エナメル質とは歯の表面を覆う、体の組織の中でもっとも硬い部分です。エナメル質の次の層を象牙質と言い、この部分は黄色っぽい色をしています。

遺伝や乳児期の口内環境の悪化、妊娠時期の栄養不足などが原因によりエナメル質の層が十分に厚くならず、内側の黄色っぽい象牙質が透けて見える状態になることがあります。

これがエナメル質形成不全による変色で、発症率は1万人に1人程度の割合と言われます。

そして飲食物による着色が原因のものです。

乳幼児の場合、喫煙者がタバコのヤニが原因で起こるような、いわゆる不健全な着色はほとんどありません。着色は麦茶やほうじ茶、離乳食など飲食物が原因であるケースがほとんどです。

乳歯の着色への対処法

エナメル質形成不全や着色による変色は、余程重症でない限り特別な治療は必要ありません。

親が日ごろ仕上げ磨きで丁寧なブラッシングを行うことや、エナメル質を溶かす要因である酸を作り出す糖分の多い飲食物を控えることなどでエナメル質を徐々に厚くし、改善を目指せるためです。

ただ、エナメル質が薄い歯は菌への抵抗が弱く虫歯になりやすいため、十分注意する必要があります。

歯医者では、PMTCと呼ばれる簡単な歯のクリーニングを行なったり、フッ素を塗布することで歯を丈夫にすることが出来ますので、気になる方は歯医者に通うことをおすすめします。

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オーガニック・無添加のホワイトニングジェル『はははのは』の口コミと効果
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乳歯と乳歯のすき間が広すぎる

乳歯のすき間の広がりの原因

乳歯が生えそろう頃になると、歯と歯のすき間が広くできることがあります。『もしかしてうちの子歯並びが悪いの?』と心配になる親御さんもいるでしょう。

結論から言うと、乳歯のすき間が広いことを心配する必要はありません。

成長とともにあごの骨が広く大きくなっていくと、歯と歯の間も自然に広がります。歯のすき間が広いのはむしろ正常な状態なのです。

このすき間は、乳歯よりも幅が広い永久歯が生えるための「余白」となる部分で、発育空隙(はついくくうげき)と呼ばれます。特に永久歯が生えはじめる6歳前後から上あごの発達が活発なため急激に広がります。

ただし、すき間の原因が本来生えるべきところに歯が生えてこない場合の歯のトラブルである、先天性欠如(せんてんせいけつじょ)による場合は治療が必要な場合があります。

乳歯は20本、永久歯は親知らずを含めて32本あるのが通常ですが、そのうちの1~2本、ケースによっては5本以上が先天的に欠如してしまっている症状です。

乳歯のすき間の広がりへの対処法

歯のすき間が広いことに関しては、永久歯が生える段階で自然に埋まっていくので治療を行う必要はありません。気になるようでしたら歯医者で矯正を行うことが出来ますが、よほどのことがない限り行わないでしょう。

先天欠如の場合は、定期的に通院しながらすき間の状態を確認していく、というのが一般的な治療法です。

これから生えてくる永久歯と、成長中の永久歯が大きくなったり移動したりすることで、その隙間を自然に補ってくれる可能性があるためです。

永久歯が生えそろう時期(おおむね12歳以上)になってもすき間が改善されない場合は、すき間を埋めるために矯正治療を行った方がよいでしょう。

乳歯と乳歯のすき間が狭すぎる

乳歯のすき間の狭さの原因

子どものあごが小さい場合や出っ歯、受け口が原因で歯の位置がずれて、本来あるはずのすき間ができなくなる場合があります。

ただ年齢が4歳以下である場合はそれほど気にする必要はないと判断されることが普通です。

あごの骨が急激に成長する5~6歳ごろから、自然にすき間が開いてくるケースが多いためです。

乳歯のすき間の狭さへの対処法

永久歯の生え方が悪かったり経過を見てもすき間の広がりに改善が見込めなかったりする場合には、矯正治療が行われることがあります。

しかし、乳歯はあごや歯の成長が活発で、同じサイズの矯正器具を長期間続けてつけていると痛みを生じやすいです。その負担を軽減するためにも取り外しが可能な矯正器具(可撤式矯正装置)を使用するのが一般的です。

3~7歳ごろがこの治療の適用年齢です。徐々にかみ合わせを改善し、すき間を広げて永久歯が生えてきやすい状態に戻します。

乳歯が欠けた(抜けた)

乳歯の欠損の原因

乳歯が欠ける、もしくは、抜ける原因として多いのは、子ども自身の転倒や事故によるものです。

乳幼児は、身体機能が十分に発達していないため、転んだときに顔から障害物にぶつかってしまうことが頻繁にあります。

また、乳歯は永久歯に比べて頑丈でないため、障害物にぶつかったときにすぐに欠けたり、抜けたりしてしまいます。

ネット上でも下記のような書き込みが多く見られます。

乳歯の欠損への対処法

欠損部分がごく小さく、気づかない程度である場合はしばらく自宅で様子を見守るという対応で問題ありません。

しかし、次の場合にはすぐに歯医者を受診してください。

  • 大きく欠けている
  • グラついている
  • 出血を伴っている
  • 痛みがある
  • 根元から抜けた

歯の神経である歯髄(しずい)が死んでいたり、歯ぐきやその周辺の組織が損傷したりしている可能性があります。

痛みがない場合は、歯医者で鋭利な部分を少し削ってなめらかにした後、3か月~半年の間レントゲンを撮影しながら様子を見ます。

当初から痛みや腫れがある場合や様子見の間に痛みや腫れなどの症状が出てきた場合、抜歯や歯の神経を取り除く治療が行われます。

乳歯の神経を取ると後から生えてくる永久歯に影響が出ないか心配になると思いますが、乳歯と永久歯の神経はそれぞれ独立しており、つながっているわけではないので問題はありません。

歯が欠けた場合の歯医者の対処としては、ネット上でも下記のように消毒など簡単な処置で終わったという書き込みが多く見られます。

まとめ

カオリ
『すぐに永久歯に生え変わるから乳歯の異常は放っておいても大丈夫だろう』と油断するのは危険です。

乳歯のトラブルは永久歯のトラブルとつながっています。痛みや違和感があるようであればすぐに歯医者に行くようにしましょう。

日ごろから、親が歯磨きや食事の際に口内チェックをしてあげることがトラブルの早期発見・予防のポイントです。

出来れば、歯科検診を定期的に受けて、乳歯の点検や永久歯への生え変わりを安全に行えるようにしましょう。