ふとした瞬間に『息子(娘)の息がドロくさい。』『仕上げ磨きのときに口臭がする。』と感じることがあるでしょう。
一方、子ども自身は自分の口臭を自覚していないため、親が正しい知識を持って口臭改善のサポートをしてあげることが大切です。
ここでは子どもを持つ親御さんのために、子どもの口臭の原因と対処法をご紹介します。
目次
子どもの口臭の4つの原因と原因別対処法
子どもの口臭の原因は、大きく4つに分けることができます。
これらの原因別の対処法について説明していきましょう。
子どもの口臭原因1:歯磨きが不十分
不十分な歯磨きはきつい口臭の原因となります。
特に、子ども自身に歯磨きをさせており、歯磨きが雑になっている場合は口臭がひどくなりがちです。
歯磨きをしっかり行わないと、口の中に食べカスや細菌が溜まります。
それらは次第にプラーク(歯垢)という雑菌の固まりに変化し、きつい臭いの元となる物質を作り出すのです。
受け口や出っ歯の子、歯並びが悪い子などは、本人がしっかり磨けたつもりでも実際は磨き残しが多いため、注意が必要です。
口臭の対策は?
毎回歯磨きをしっかり行うことが口臭の対策となります。
そのためには、親がしっかりと磨けているかどうか、毎回確認してあげることが大切です。
少しでも磨き残しがあるならば、親が仕上げ磨きをしてあげましょう。
さらに定期的に(2~3ヶ月に一回)、歯医者で歯のクリーニングを受けると歯のすき間の汚れ・雑菌が除去されて、歯が格段にきれいになります。
また、子ども自身が正しい歯磨きの方法を理解していない場合、歯医者で歯磨きの指導を受けるのが良いでしょう。
年長から小学校高学年くらいまでは乳歯から永久歯に生え変わる時期なので、特に丁寧に歯磨きをして、食べ残しを取り除く必要があります。
新しく生えてくる永久歯や、その土台となる歯ぐきが虫歯菌や歯周病菌に侵されるのを防ぐためです。
普段の生活の中で子どもに「ハァ―」と息を吐かせて親が口臭をチェックをする習慣をつけると、異変を早期に発見しやすいのでおすすめです。
子どもの口臭原因2:口呼吸
下記の理由から大人に比べて子どもは口呼吸をしている割合が多いのです。
- 乳離れが早く、鼻呼吸の訓練が足りていない
- 固いものを食べる機会が減っており、口周りの筋肉が弱い
- 受け口や出っ歯により無意識に口が開いてしまう
口呼吸が中心になると口内が乾燥しやすくなり、唾液の量が減少します。
唾液が足りないと雑菌や汚れを唾液で洗浄できなくなり、残った雑菌や汚れがガスを発生するため、きつい口臭となるのです。
口臭の対策は?
まずは口呼吸の原因を調べてみましょう。
子どもの口はいつもは閉じていますか?
ボーとしているときに口が開いているのならば、口まわりの筋肉が弱いためでしょう。
この場合は、固いものを食卓に並べたり、口呼吸を改善するための口のトレーニングをしてみましょう。
歯医者では『口呼吸改善の器具』や『口呼吸改善の体操』など口呼吸改善のアドバイスをしてくれますので一度歯医者に相談するのが良いでしょう。
子どもの歯並びが悪くないですか?
その場合、かみ合わせが影響して口が閉じられずに口呼吸になっているかもしれません。
歯医者で、歯並びや噛み合わせを治すための矯正治療について相談してみましょう。
子どもの口臭原因3:鼻づまり
普段は鼻呼吸ができている子どもでも、鼻づまりが長引くことでいつの間にか口呼吸に切り替わってしまうことがあります。
その状態が続くと口内が乾燥し、原因2:口呼吸の場合と同じようにガスを発生させる雑菌が増えて、口臭がきつくなるのです。
鼻づまりになる原因には、風邪や花粉症・アレルギーや鼻の構造的な問題、副鼻腔炎などがあります。
耳鼻科で検査してもらうことで、鼻づまりの根本的な原因を判断することができるでしょう。
口臭の対策は?
鼻づまりは市販薬でも改善することが出来ますが、一時的な対処法となってしまいます。
必ず子どもを耳鼻科に連れて行き、処置をしてもらうようにしましょう。
鼻中隔弯曲症や肥厚性鼻炎など鼻の構造的な問題である場合は、手術で大きく改善することが出来ます。
症状が重い場合は、鼻のクリニック東京など子どもの鼻づまりに詳しい病院で診てもらうもの一つの手です。
子どもの口臭原因4:胃の異常
子どもでも逆流性食道炎などの胃の病気が原因で口臭の原因となることがあります。
胃と食道をつなぐ部分には、胃酸や食べ物が逆流するのを防止するために、筋肉でできたふたのようなものが存在します。
食べ過ぎや脂肪の多い食事などが原因で、このふたが正常に機能しなくなることがあるのですが、そうなると胃酸や消化しきれていない食べ物が食道へ逆流してしまう現象が起こります。
逆流してきた胃酸や消化できていない食べ物は硫黄やガスに似た腐ったような臭いを発するため、食道から口に臭いが伝わり、きつい口臭となって外へ出てくることになります。
口臭の対策は?
子どもが胸やけや胃の痛みなどの症状を訴えてきたり、げっぷが頻繁に出る様子があったりする場合は、逆流性食道炎を疑いましょう。
逆流性食道炎は、野菜や豆類、白身魚、リンゴなど、消化しやすい食べ物を中心にした食生活を続けることで症状を改善できる場合があります。
できれば、内科や消化器科、胃腸科といった専門機関を受診してください。
内視鏡で食道や胃の状態を確認する検査や、症状に応じた薬を処方してもらうなど、適切な治療をしてもらうことができます。
口臭サプリで子どもの口臭をガード!
大人の口臭に効果的な口臭サプリですが、実は子どもにも口臭サプリが効果的なことをご存知ですか?
数ある口臭サプリの中でもラムネ味で飲みやすく、口の乾燥を防いで胃腸の調子を整えることで口臭の発生を抑えるサプリが『うる藍バリア』です。
子どもに多い口呼吸による口の乾燥に伴う口臭にとても効果的です。
また、藍の有効成分が胃腸の調子を整えて胃腸から来る口臭をしっかりケアしてくれます。
粉状で飲みやすく、お菓子のような子どもが好きな味に仕上がっていますので毎日継続することが可能です。
初回1,080円と試しやすい価格になっているので子どもの口臭に悩んでいる方は是非試してみてください。
なお、うる藍バリアの詳細を下記の記事で紹介していますので、参考にしてください。
まとめ
子どもの口臭が気になったら、早めに対策を行った方が良いです。
きつい口臭が原因で、我が子が友達から後ろ指をさされることになったり、グループの輪から外されたりといったトラブルが起きる可能性が高いからです。
親が口内環境を清潔に保ち、口臭をガードするためのサポートや口臭のチェックをしてあげるようにしましょう。